「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

僕の発達障害を語る part2~日常生活で困っていること~

おはようございます^^

こんにちは。こんばんは。

tigubaguこと桂木大輝です。

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 発達障害の影響はやっぱり大きい

前回のpart1では僕が発達障害の診断を受けるまでの道のりをブログにしました。

 

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今回はpart2では、実際発達障害がゆえに日常生活で僕が困っていることをブログにしました。

発達障害の人の多くはやっぱり日常生活を送るうえで何かしら困っていることはあると思います。それは僕もご多分にもれずそうです。

 

困っていること①言葉を額面通りに受け取ってします

最近何より困っているなあと思っているのはこれです!

ASDの影響が強いとは思うのですが、言葉をそのまま額面通りに受け取ってしまい、定型さん(発達障害ではないいわゆる「普通の人」)とのコミュニケーションがすごく取りづらいのです。

 

例えば以下のような例。

Aさんが定型さんで、Bさんが発達障害だとします。ファミレスにご飯を食べに来ていて、まさに今食事中というシーンです。

A「塩ある?」

B「あるよ」

・・・・・

A「いや、じゃあ取ってよ」

 

みたいなやりとりです。

この場合、Aさんの「塩ある?」っていうのは、机の上に塩があるかどうかを聞いているのではなく、塩を取って私に渡してほしいという、そういうことなんですよね。

これ自分で今書いていて思ったのですが、これをなんの弊害もなくスムーズにやりとりできる定型さんはやっぱり僕からみたらもはや超能力者ですね笑

僕からすると、いやあるかどうかきいてんだから、あるかどうかで答えたんだよ!と怒りたくなりますが、定型さんの理論はそうでなはいのです。

 

ほかにもこういう例としては、、、

  • 「行けたら行く」を真に受けて、じゃあ来てくれるかもしれない!と何度も相手に「行けそう?行けそう?」と確認してしまう。この場合、定型さんの言う「行けたら行く」は「行けない」ってこと。
  • 就職活動なんかでよくある「弊社が第一志望ですか?」と聞かれて、第一志望ではなかったから堂々と、「いえ全然違います」と答えてしまう。
  • 女の子とのコミュニケーションにある「察してよ」が一生わからずにすごく嫌な思いを相手にさせる。
  • あいまいな表現をされるとまじでわからない。「このくらい」、「いい加減」、「適当」が全く分からない。きちんと数字で厳密にこれだけと言ってほしい。
  • 冗談がわからずに、本気で怒ってしまう。そしてすごく変な空気になる。
  • 曖昧な目的のない会話ができない。

などなどですかね。

この言葉を額面通りに受け取るのは、ASDの人には顕著な事例らしいです。

発達障害のつらさの全般に言えることではあるんですが、とくにこの言葉を額面通りに受け止めるってのは定型さんには理解してもらえないです。

ここのギャップがもっと縮まれば、定型と発達の間の溝もぐっと小さくなると思うんですけどね。

 

困っていること②拘束されるのが地獄

さて、今度はもうひとつの特性ADHDゆえの影響で困っていることです。

まあ、とにかく僕はじっとしていることができません。いわゆる多動です。

椅子に座るとずっと貧乏ゆすりをしたり、常に手が動いていないと落ち着かなかったり、とにかく多動性も激しいです。

 

だからこそ長時間拘束される仕事や会議なんかは、まさに「生き地獄」ですね。

ファミレスでじっとするのもつらい十分つらいです。

(たまによくある、みんなでご飯行って空気読んで、みんがトイレに行かないから私も行かないなんてのよくあるじゃないですか。あんなの僕からしたら地獄も地獄。空気なんか読まずとっとととトイレにいっとーと。)

 

それゆえに(もちろんほかにも理由はありますが)僕が所属している居場所つくりの「居場所~特性を生かす道~」の活動でも僕は会議が無理って仲間がわかってくれているので、会議中は別室で休憩しています。本当にありがたい。

 

じっとできないことから、派生する困っていることが集中力がないってのもあるんですよね。

体がじっとできなにのは当然として、頭の中もじっとできないんですよ。何か作業をしていても自分の気になることがあればそっちに意識が簡単に流れていってしまう。

それと次の③で説明する興味関心の幅の狭さも影響しています。

 

困っていること③興味、関心の幅が狭い

これもまたASDの影響が大きいかと思います。

僕は本当に興味関心の幅が狭いんです。

ただ世間でよく言う、「広く浅くか、狭く深く」の対立っていうわけでもなく少し複雑なんです。

 

説明しますと、僕はとにかく飽き性なんですね(これはおそらくADHDの特性)

そしていろんなものに手を出すんです。

ある期間は、ゲーム。また別の期間では漫画。それまた別の期間ではアニメ、、みたいな感じで。

で、例えばゲームにドはまりしている期間に、漫画やアニメの話をされてもあんまり話に乗れないんですよね。

その期間はその期間のもののみに没頭していたいってことですね。

 

それと僕はとにもかくにも人見知りで、以前「僕がなぜ人見知りなのか」をブログにしましたのでそちらもご覧いただけると幸いです。

 

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その時の記事にも書いたんですが、 発達障害と結びつけるなら、そもそも僕は他者にほとんど興味がないんです。

同じ趣味や、共通の悩みを抱えている人だとわかれば自分から興味をもって話しかけることができるのですが、知らない人とのコミュニケーションをとるのがうまい人がよくやるような、「この人はどんな人なんだろう」なんて興味が僕は滅法わかないんですよね。

最近はそんな自分を変えたくてですね少しずつ少しずつ天気の話をしたり、身に着けているものをほめてみたり絶賛練習中でございます。

困っていること④感覚過敏

発達障害の多くの人が特性の種類に関係なく感覚過敏を持っているかと思います。特に僕の場合は「音」、ついで「におい」、ついで「視覚」ですね。

音に関して具体的に書くと、

  • ほかの人の雑談の声や電話の声が気になってしまう
  • 大きな物音にすごく過敏に反応してしまう
  • 夜寝るとき、エアコンの音や冷蔵庫の音が気になって眠れない

などです。

ここらへんのことは過去に記事にしましたのそちらにより詳しく書かれているのでぜひご覧いただけると幸いです。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

以上が僕が発達障害ゆえ困っていること(ほかにもたくさんありますが特に困っていること)でした。

発達障害の人が実際にどいうことで困っているのかを知りたいっていう人は、ぜひこのブログ以外にも様々な発達障害の人の声を聴いてみてください。

本当に困っていること一つとっても千差万別ですから。

 

次回part3では僕が発達障害をどう人生にいい風に生かしているかを書いていきたいと思います^^

 

今日も皆様の一日が良き日でありますように^^

ではまた!