「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

問題が起きたときの対処法

おはようございます^^

こんにちは。こんばんは。

tigubaguこと桂木大輝です。

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 悩むのではなく、考えよう

些細なことが気になる気にしい人間tigubaguなので常日頃からモヤモヤを抱えています。

ADHDもあり、頭の中がぐちゃぐちゃしていて1つのことが気になりだしたらあれもこれもといろんなことが気になりだします。

人間関係の不安、日常生活での不安、お金の不安、将来への不安、、不安や心配事は尽きることはありません。

今回は僕tigubagu流問題解決方法をお教えします。

 

こういった何かしらの問題を抱えているときに僕が注意していることは「悩むのではなく考えよう」ということです。

鴻上尚史さんの『幸福のヒント』から以下の文を少し長いですが引用します。

幸福のヒント (だいわ文庫)

幸福のヒント (だいわ文庫)

  • 作者:鴻上尚史
  • 発売日: 2018/10/12
  • メディア: 文庫
 

 大学時代、自分の夢について悶々としていました。

演劇サークルの先輩から「鴻上、お前、将来どうするの?」と聞かれて、「ええ、劇団を旗揚げしようとしているんですけれど、うまくいくかずっと考えているんですよね。学生からプロになるなんてことが本当に成功するのか。果たして何人の役者が僕についてきてくれるのか・・・」と打ち明けました。その当時学生劇団からプロになるという前例はありませんでした。僕の野望は不可能を語っているのかと思ったのです。

するとその先輩は「鴻上、それは考えてないじゃん。悩んでるだけじゃん。」と言いました。

「は?」と理解できない顔を向けると、「考えることと悩むことを混同したらダメだよ。考えるっていうのは、自分と同じような作品を創っている劇団があるのかを調査したり、観客が何人を越したら演劇で生活できるようになるか計算したり、劇団を維持するのに稽古場とか含めて毎月いくらかかるのか調べたりすることさ。でもお前は『うまくいくかな・・』とか『不安なんですよね・・』とか『似たような作品を創っているところがあるとライバルですね~』とか悩んでるだけじゃん」と言われたのです。

確かに3時間考えると、とりあえずやるべきことが浮かびます。とにかくこれをやってみるか、うまくいくかどうかわからないけれどやってみよう、という発見があるのです。

でも悩んでしまうと3時間たってもやるべきことは何も浮かびません。ただ、3時間、ぐだぐだと、ああでもないこうでもないと同じところをぐるぐるするだけです。

(中略)

考えることと悩むことを区別するための1番いい方法は、箇条書きにしてみることです。

悩んでいると、箇条書きにできません。考えると、「1 僕が作ろうとしている作品と同じようなものを作っている劇団はあるのか?」「2 最低限、何人の観客を得られれば、生活できるのか?」・・・というふうに書くことができます。

実は問題はこうやって文章に箇条書きできた時点で、やるべきことの半分は済んでいるのです。

 

僕自身、考えているつもりでただいたずらに不安を感じているだけのときが、本当によくあります。

これは僕だけじゃなくて多くの人にも当てはまるとは思いますが、人間というのは刺激を求める生き物ですから、頭の中を不安でいっぱいにすることによって負の刺激をたくさん味わっているんです。

不安を感じるのをやめたいけれどやめられない、というのはやめずに刺激を得続けることを脳が心地いいとしているためやめられないのです。

しかしそうやって刺激を味わいたいという欲に負けて悩んでばかりいると一向に事態は進展しません。

そのためにも鴻上さんが書いているように、悩むのではなく考えることが大切なのです。

最強メソッド!紙に書き出す!

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鴻上さんも書かれている通り、考えるための一番の方法は「紙に書き出すこと」です。

僕もまずモヤモヤしたり、不安を感じたら紙に書くことを習慣化しています。

最近では紙に書く習慣がつきすぎたのか、紙に書けないときは頭の中のノートに書いているところをイメージしたりなんかしています(笑)

 

鴻上さんは箇条書きが効果的と書かれていますが、僕もそれには賛成です。

さらに箇条書きをする上においてどういったことを念頭に置きながら箇条書きをするのがいいか、僕なりのやり方を以下に示します。

自分はこの問題に対してどうしたいか?

最も大切な部分です。

ある問題に対して何より自分がどうしたいのかを問うのです。

ここを問わないといつまでたっても釈然としない感覚が残り続けることになります。

例えば「嫌いな人と明日会わなければいけない。嫌だな・・」という問題があるとして、「じゃあ自分はどうするか?」を問います。

すると、僕だったら、

「緊急の要件でもないし体調不良ということにして合わないようにする」

「会ったときに時間を制限して○○分以内に頼む、ということを先に伝えておく」

「誰かほかの人と一緒に来てもらう」

「どうしても会わなければいけないうえで、考えてもいいことがないのでもう考えない」

 

などいろいろとあげることができます。

自分がどうしたいのか、をまずは念頭に置いて紙に書き出してみましょう。

なぜこれを問題と認識している?

2つめは自分がなぜこのことを問題と認識しているのか、どうして不安を感じているのか、というなぜを問う問いです。

自分がなぜ不安を感じるのかについてさらに箇条書きでたくさん書き出してみましょう。

 

僕の場合不安を感じたときの多くが「さみしいから」ってことでした(笑)

じゃあなぜ不安を感じるのかがわかったとして、そこから1つ目のどうするかを考えることへとつなげるのです。そしてさらにそこから派生する問いを考えていきます。

この例で示すと、

さみしさを感じているから、不安になる。

じゃあ自分はこの状況をどうしたい?

さみしさをどうしたい?

解消するならどうやって解消できる?

みたいな感じです。

 

 

紙に書く際はこの2つの問いを足掛けに実行していくと、かなり頭の中がすっきりしてクリアになってくると思います。

自分が何に悩み、自分がどうしたいか、いろいろと見えてくるはずです。

人に相談する(人に話を聴いてもらう)

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そしてもう一つ、問題や不安に対処する方法として「人に相談する(話を聴いてもらう)」のがとっても効果的です。

人に話を聴いてもらってるだけなのに、なぜか解決したという経験を多くの人があると思います。

話すことによって思考が整理されるので、自分が何に悩み、どうしたいかが見えてくるのです。

 

「そんなこと言っても周りに話聞いてくれる人なんていねえよ!」という人もいらっしゃるかと思います。

そういう人はぜひ「人に話すことの台本を作ってほしい」です。

人にわかりやすく伝えるためにはまず自分が自分のことをある程度は知っておく必要があります。

そのために自分が抱えている問題を言語化し、台本を作るのです。

わかりやすく話すためには論理的に、理路整然と話す必要がありますから、わかりやすく伝えるための台本を作る作業はそれ自体で自分をクリアな状態にしてくれます。

 

そしてこれは僕の経験即なんですが、話を聴いてくれる人がいなくても台本を作ると話を聴いてもらった時と同じくらいのスッキリ感を得ることができます。

ですので、まずは聴いてくれる人がいてもいなくても台本を作ることを僕はおすすめします。

 

 

悩み多き現代ですから対処法はもっておくに越したことはないです!

今日のブログは以上です^^

今日も皆様の一日が素敵な日となりますように^^

ではまた!