「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

生きやすさの秘訣は「どうでもいい」と感じること!?

おはようございます^^

こんにちは。

tigubaguこと桂木大輝です。

https://twitter.com/tigubagu0123

 

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僕は生粋の「生きづらさ抱えてますよ人間」です。

 

抱えている理由はあげだしたらそれこそ無数にあるのですが、最も大きな原因は、

 

「自分で自分を苦しめている」

 

ということです。

 

なぜ苦しめるのか、とさらに問えば

・完璧主義

・~すべき思考

・人に変な人だと思われたくない

 

などがあげられます。

 

自分で自分を苦しめるのは本当に辛いことです。

なぜなら、「自分」はどこまでもついて回るからです。(当たり前ですけどね)

 

例えば、自分の悪口を言う他人とは物理的な距離をとればそれ以上悪口を言われることはなくなります。

しかし自分ならどうでしょうか。

自分で自分に「俺は○○で何てダメなやつなんだ」といいつづけてると逃げ場がありませんからただただ傷ついていくだけです。

たとえ他人から悪口を言われたとしても、その悪口を本当の意味で自分に言い聞かせてるのは「自分」なんです。

悪口を言われてもまったく気にしない人っていうのはここの「自分で自分に悪口を言うこと」を決してしない人、なんだと思います。

 

自分で自分を苦しめる癖のついている僕がここ最近読んだ本の中でいいなと思う本があったので紹介します。

 

クレア・ウィークス著『不安のメカニズム』筑摩書房

 

この本によると、人が不安を感じるのは単に心が疲れているから

そして不安が恐怖を伴い神経症として発症した際には大きく2つのパターンがあるといいます。

それは、単純型神経症複雑型神経症

詳しい内容はここでは触れませんが、これら2つの神経症の治し方は以下4ステップ

①真正面から取り組む

②受け入れる

③浮かんで通り過ぎる

④時がたつのに任せる

 

そしてこの本の目指すところ(この部分に僕が感銘を受けたのですが)です。

(以下本書よりそのまま引用)

 

自分が「考えたくない」と思っていることが頭に浮かんでも、それと戦うことで追い出そうとするのは間違いです。そんな考えが頭に浮かんできても、身構えずに、浮かぶままにしておきましょう。

そしてたとえ自分がどんなに大きなショックを感じるほどの考えでも、ありのままに見つめましょう。どんなにインパクトがあろうとそれは単に頭の中にある「考え」にすぎません。

(中略)

心を乱す考えを、過激な反応や恐怖を伴わない「単なる考え」に変えるためには、受け入れることとと、その考えを抱えながらも前に進み続けることが必要です。この2つを実践し続け、恐怖が減れば、それまで抵抗しがたく思えていた考えが、「もうどうでもいいこと」に変わります。目標は忘れることではなくて、もうどうでもいいことにしてしまうことです。

 

僕はおそらく完璧主義そのものを治すことは難しいんじゃないかと思っています。

 

しかしその完璧主義の気持ちが心の中で現れてもそいつをどう対処するかはいくらでも変えることができます。

 

完璧主義思考が襲ってきたときに、

「うわああああ、完璧にしなきゃしなきゃ!」とするのか、

「(完璧主義思考に)触れない触れない。浮かんで通り過ぎる。必ずどうでもいいってなるから」

 

とするかは後天的に選択できることだと思います。

 

そしてタイトルにある通り「生きやすさの秘訣は「どうでもいい」と感じること」だと思っています。

 

皆様の今日が良き一日となりますように^^

ではまた!