「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

「依存」を考える

おはようございます^^

こんにちは。こんばんは。

tigubaguこと桂木大輝です。

https://twitter.com/tigubagu0123

f:id:dotama-kotoba:20200611232900j:plain

依存と聞くと一般的にはマイナスのイメージがもたれます。

しかし皆さんも一度は「いい依存」という言葉を聞いたことがあると思います。

とはいえ実際それがどういったものかは普段僕もあまり考えては来ませんでした。

今回は「いい依存」と「悪い依存」ともに考えてみます。

 

さっそくこのように書いていてあれなのですが、

あまり僕はこういう風に「いい」や「悪い」の2分法は好きじゃないんです。

もっと実際はいい、悪い以外にもたくさんのグラデーションがあって、極端にいい、悪いで分けられるものではないと思うんです。

今回は便宜上いい、悪いの2つで見て行きたいと思います。

①悪い依存

なぜ悪い依存から書くかというと、イメージしやすくわかりやすいからです。

皆さんも頭に書いたように依存ときくと、なにかと悪いイメージを持たれるかと思います。

ステレオタイプというのは僕みたいなマイノリティの人間からすると、ステレオタイプによる被害の方が圧倒的に大きいのですが、今回のようにステレオタイプにより伝わりやすいときもあります。

「いい依存と何か?」と問われてもなかなか一言で説明しきらんですが、悪い依存ならまだイメージがつかみやすい分言語化も容易です。

なのでまずは悪い依存を考え、(かなり乱暴ですが)いい依存はそれ以外、という風に考えたいと思います。

 

僕の考える「悪い依存」とは

ⅰ脳内の快楽物質であるドーパミンを求める依存

共依存の関係

ⅲその他自分の体や心に悪影響を与える依存

だと考えます。

ぶっちゃけ、ⅲに全部含まれているともいえますが具体的に書くならⅰとⅱになるかなと思います。

 

「ⅰ脳内の快楽物質であるドーパミンを求める依存」とは、たばこ、アルコール、ギャンブル、薬(ドラッグ)、インターネット(SNS)、ゲームなどのまさに依存症とよばれる依存を指します。

これらの依存症は誰が見てもわかる通り悪い依存です。

身体を破壊します、精神状態もボロボロになります。

何一つとしていいことはありません。

昨今ではこのような依存症の方へ向けての自助会もどんどん増えているらしくすごく喜ばしいことです。

 

僕自身のことを書くと、僕もいつ依存症になるかわかりません。

根っからの不安しい、一人暮らしでなかなか話せる人もいない、となると手軽に気晴らしのできる嗜好品や刺激を与えてくれるインターネットにとても依存しやすいです。

そうならないためにも僕は不安を感じたり、刺激を欲したら(トリガー)、行動を変えて衝動が収まるようにしています。

SNSを見たいと思ったら読書をしたり、

YouTubeを見たいと思ったら家事をしたりと、

なにかしらの行動をすることにより衝動を落ち着けています。

 

そして僕はもう自分で依存症になりやすい人間だとわかっているのでそもそも最初からアルコールもしない、SNSも(Twitterはしてるけど)しない、ギャンブルなんかは絶対しない!と決めています。

初めから手を付けなければ依存症になりようがないんで。

 

「ⅱ共依存の関係」は特に恋人関係や親子関係に見られるように、お互いがお互いにべったりと依存してしまいともに自立できない人間関係、を指します。

「その人がいないとダメ!」と書くと聞こえはいいですが、これでは自分の人生は誰のためにあるのかがわからなくなります。

自立して、自分のけつは自分でふけるようになり、自分の力で人生を歩めるようになってこそいい人間関係を築けるんじゃないかなと僕は思うんです。

 

もちろん次のいい依存のところでも書きますが、お互いが頼り、頼られ、そしてお互いのためになる、お互いが自分で歩けるための力を与えあっている依存の関係はとてもいい依存です。

しかしそうではなくて、その人(その人達)がいないとダメ!人生おしまい!じゃあその人との関係が台無しになってしまいます。

 

ここはとても難しいところですし、人それぞれでパターンもまったく違ってきますんでとりあえずこのくらいで終わりにしておきます。

②いい依存

「いい依存」とは一言ではいいきらないですが、それでもあえて一言で書くとするなら、

自分のためになる依存

だと思います。

うん、すごくそのまんまな感じですがこれが一番しっくりきました笑

 

僕の具体例をあげましょう。

僕は今生きづらさを抱える人たちのための居場所づくりの活動をしている団体「居場所~特性を生かす道~」に所属しています。

僕はここに所属することでいい依存関係を築いています。

  • 悩みごとをため込まずに相談できる。
  • 一緒に楽しい時間を過ごせる。
  • 自分のやりたいことのために力になってくれるし、僕もみんながやりたいことに力になる。

いい依存とは別の言い方をするなら「いいつながり」ともいえるかと思います。

人はつながりの中で生きています。

つながりが全くないと人は生きる力をそがれてしまいます。

つながりがあるというのはそれだけで生きるパワーになるのです。

 

そのうえで、そのつながりが自分にとってよりよいものになるとまさに言うことなしです。

いい依存、いいつながりはその人に安心をもたらします。

安心があることでいつでもここに戻ってこれるという居場所となります。

僕は居場所~特性を生かす道~に所属することで安心感を得、がんばれているなと感じます。

まさにいい依存ですね。

 

他にも具体例をあげるなら、

「カウンセラーとクライアント」の関係もいい依存の関係を言えると思います。

カウンセラーはプロなのでクライアントが自立し前向きに人生を送れるようにアプローチしてくれます。

その人のためになる関係、いい依存ですね。

 

他にも具体例を挙げるとたくさんありますが、

とにかく僕の考えるいい依存とは、「自分のためになる依存関係」です。

そのうえで自分にとっていい依存が相手にとってもいい依存となればまさに言うことなしですね^^

 

 

今日のブログは以上です^^

今日も皆様の一日が良き日となりますように^^

ではまた!^^