「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

ひきこもっていた時にやっててよかったこと ~part1~

おはようございます^^こんにちは。

tigubaguこと桂木大輝です。

https://twitter.com/tigubagu0123

 

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このブログの紹介文にもある通り、僕は16歳の終わりころから2年ほどひきこもっていました。

そのとき、部屋の中でやってたことでやっててよかったなと思うことを今回の記事と次回の記事の2つにわけて書いていきたいと思います。

 

今回part1では紹介していきます。

 ①読書

ダントツでやってよかったと思うのは読書ですね。

これは完全に僕の持論なんですが、「学校行っていやいや勉強するよりも、自分の読みたい本をひたすら読みまくる」のほうが将来的なスキルの付き方、人間性の養われ方が段違いに違ってくると思います。

 

僕の場合、読書をはじめたきっかけは「不安」からだったんですよ。

ひきこもっていると、社会と隔絶されているわけですから周りの人達がどのように考え、どのような生活を送っているのかがわからなくなってくるんですよね。

そしてもっといくと、この世の中でもっとも異常でおかしいのは俺なんだ、俺はおかしい人間なんだ、とどんどん負のスパイラルへと陥ってしまう。

 

そこで本の登場です。本を読むことにより、「人間というのはどういう生き物か」、「社会生活はどのようにして成り立っているのか」など、もちろん疑似的ではありますが、人間について、社会について知ることができたんです。

そうなると完全にというわけではありませんが、不安がどんどん小さくなっていくのを感じたんです。

今はネット環境さえあれば本が手に入る時代ですから、利用しない手はないと思います。

 

しかしこのように書くと必ず「なんの本を読めばいいの?」

と聞かれるのでお答えします。

 

結論、「どんな本でもいい」です。

自分がこれ読みたいなと直感で思ったらそれをぜひ読んでみてください。

小説、評論、随筆、エッセイ、、どんな本であれ、自分以外の他者の存在に触れる読書という営みからは必ず得るものがあると断言します。

 

それでも何も読みたいものがない、という方は以下に僕tigubaguが読んでよかったなと思う本のリンクをいくつかあげておきますのでそちらをぜひ読んでみてください^^

 

ぼくにはなにもない

ぼくにはなにもない

  • 作者:齋藤 真行
  • 出版社/メーカー: 愛本出版
  • 発売日: 2019/07/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

答えのない世界を生きる

答えのない世界を生きる

  • 作者:小坂井敏晶
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2017/08/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

  

小幸福論

小幸福論

 

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)
 

 

②動画を見る

やってよかったと思うことの2つ目は「動画を見ること」。

僕はいま講演会などいろいろなところでコントを披露させてもらっているのですが、そのコントをやろうと思ったきっかけがひきこもっていたときに、YouTubeで東京03さんのネタを見たことがきっかけでした。


東京03 - 「ステーキハウスにて」 / 『第19回東京03単独公演「自己泥酔」』より

 

ひきこもりの気持ちがドロドロしていた時に、東京03さんのネタを見たときに大感銘を受けました。東京03さんのネタって人間のどろどろした感情や、いいたくてもいえないことをうまいこと笑いに昇華しているんですよね。

 

当時の僕は自分のこのドロドロした感情をどうやって表現したらいいかに悩んでいました。そのときに東京03さんのネタを見て、「笑いの力」ってまじですげえなと心底思いました。

 

僕の場合はこのように動画を見てコントを知り、そこに感銘を受け外に出るきっかけの一つとなった、ですが、もちろん皆さんに僕のようにコントを見て感銘を受けろ、と言いたいわけじゃありません。

 

僕が言いたいのは、「動画(YouTubeでもニコニコ動画でもなんでも)には感銘を受けるくらいすごいコンテンツがたくさんある」ってことです。

 

よくYouTuberの動画を見て元気をもらえた、とか自分もYouTuberをやってみようと思ったとか聞くじゃないですか、それです。

 

だからこそひきもっていて先も何も見えない、って人はとりあえずだまされたと思って、YouTubeふらっとみてみるのとてもおすすめです^^

 

案外そんなときに、「お、これ面白そうだな。やってみたいな。」って思えることにであるかもしれません。

 

③自分の気持ちを紙に書く

やっててよかったことの3番目は「自分の気持ちを紙に書くこと」ですね。

ひきこもっていたとき僕は自分が今何を考え、何に恐れ、今どういう状態なのかが全くわかりませんでした

そんなとき、破裂しそうだった頭を抱えながらノートにとにかく手が勝手に動く限りでの今の自分の思い、気持ちを書きなぐってみました。

そのときこれを書いたら人に変に思われるとか考えず、だれにも見せない(見せられない)ノートにとにかく自分の気持ちにストッパーかけることなく書きなぐりました。

 

これが無茶苦茶効果抜群で、20分ほどがむしゃらに書きなぐったあと、とってもスッキリした気分になっているんです。

 

このやり方は今でもずっと行っていて、一日一回は何かしらノートに書きつけています。そのくらい効果あります。

 

下の写真はこ3年くらいに書いたノートの冊数です。なかなかの数あります笑

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この方法は本当におすすめです。

ぜひ試してみてください^^

 

 

part1は以上です。

part2へ続きます。

 

今日もなにとぞよろしくお願いします!

年末皆様も忙しいとは思いますがお身体に気を付けてお過ごしください^^

ではまた!