「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

完璧・・・・求めてもつらいだけ。

こんにちは。

tigubagu(@tigubagu0123)です。

本日2本目の投稿です。

今回みたいに書けるときは2本投稿もやっていきたいなと思いますので、

何卒よろしくおねがいします!!

 

①今日のテーマ

さてさて今日のテーマは、

「完璧・・・・求めてもつらいだけ」

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僕はまずとかく完璧主義です。

いや、こういうとなにか成し遂げるときに完璧をもとめすごい成果を出している人に思われるかもなんですが、

僕の場合の完璧主義は悪い意味、自分を束縛してしまうほうの意味での完璧主義です。

 

何か一つうまくいかないことがあるとそのことをずっとひきずってしまう

 

例えば

今日一日朝もしっかりと起きれた、

やることもできている、

ご飯もしっかり食べた

調子いいぞ!

ってなっても、

 

ひとつ誰かから注意をされると

ああ、なんて今日はよくない日なんだ、と落ち込んでしまうんです。

 

これだけならまだましです。

  1. 電車に乗るとき混んでいるとだめだと思ってしまう
  2. 本を読んでいてわからない箇所がでてくると自分の頭の悪さを嘆く
  3. 複数人でいるとき会話の輪に入れず自分の社会性のなさをせめる。
  4. 自分よりいつも相手の言っていることのほうが正しいと思ってしまう。

などなど。

あげればほんとキリがないです。

 

 

②完璧主義は減点方式

完璧主義のつらいところは

 

減点方式 

 

ですね。

 

どれだけできたか、自分にはなにがあるか、に目を向けるのではなく、

どれだけできなかったか、自分には何がないかに目を向けてしまう。

 

人間、絶対に完璧な人間なんて存在しません。存在するはずがないんです。

 

そもそも完璧な人間って何でしょうか?

気配りができ、愛想もよく、仕事もできる。そういう人間が完璧な人間なのでしょうか。

いやこれは「社会性」というある一面しかとらえていません。

完璧というからにはまさに「完璧」である必要があります。

世の中で謎とされている謎にすべて答えることができる。

 

例えば「人はなぜ生まれてきたのか」。

この問いに「完璧に」答えるとはもはや何を言っているのかよくわかりません。

世の中で言われている完璧とは「社会性」をもった、そこに限定された完璧なのではないでしょうか。)

 

③完璧主義から抜け出すためには

では、そんな完璧主義から抜けるためにはどんな心構えが必要でしょうか。

僕の経験では

 

あきらめる

 

が一番効果的でした。

 

このあきらめるという言葉、一般的にはネガティブな意味がありますが、

語源は「明らかに見る」となっていて、

もともとは自分には何ができて、何ができないかをきちんと知る、という意味らしいです。

 

あきらめるって、言い換えると「今の自分をありのまま認めること」だと思うんです。

できない自分を、俺にはできるはずだ!とはっぱをかけるのではなく

ここから先は俺には無理だ、と認めてしまう。

こうしたほうが楽になれました。

 
一日のなかでできなかったり、失敗したことがあっても
それを気にしてくよくよするのではなく、
ま、できなかったけどいっか、とさらっと流してみる。
 
僕はできなかったことは、たぶんできると思ってもできない、って思ってなるべく考えないようにしてます。
 
とはいえ、デフォルト設定が完璧主義の減点方式なんで、
意識的に「今のままでいいよ」と言い聞かせている毎日です笑
まさにマニュアルのあきらめ。クラッチをきるのは意識的に!笑
(伝わるかな?)
 
 
完璧主義よりも、今の自分をそのまま肯定できたほうが人生は楽だと思います。
 
では今回はこの辺で。
また次回のブログでお会いしましょう!