「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

面白いより楽しいネタを

おはようございます^^

こんにちは。こんばんは。

tigubaguこと桂木大輝です。

 

※言い訳として読んでもらえればと思います。

R-1グランプリ1回戦。

信じられないくらい滑った。

多分逆R-1グランプリ(誰が一番面白くなかったか)を競う大会がであれば優勝できたんじゃないかというくらい滑った。

 

R-1を終えて改めて僕の作ったネタを振り返ってみた。

僕のネタは「面白くない」。だけど「楽しい」。こんな感じだと思う。

まず前者の「面白くない」。

これはまさにお笑い芸人でいうところの面白さ。

関西芸人のボケツッコミのような面白さ。

僕は高校のひきこもり時代からネタを作ってきてようやく確信できた。

僕に人をあはははは!とストレートに笑わせるネタを作ることは無理だと。

 

僕のネタの台本を読んでみるともはや小説みたいになっている。

そう物語なのだ。

実際大学の時ネタとしては笑い0でも台本を読んでもらうと「すごい面白い小説を読んでる気分」と10人ばかりの人に言ってもらえた。

 

僕もコントをするときに「面白い」よりも「きれいな物語だな」とか「すごい展開だな」とかって思ってほしいな、って思ってることにようやく確信を得た。

だからお笑い的な面白さってよりも、「この物語(もっというとこの演劇)はどのように展開していくのか楽しみだ!」と思ってもらうことに力のほとんどを注いでいる。

だからR-1で袖や舞台裏でほかの芸人さんのネタを観ているとそもそも使っている筋肉が違うなということに気づいた。

当然ほかの芸人さんは「笑わせよう」としている。

だけれど僕は「この物語で楽しんでくれ!」に力をいれていたし、実際そういうネタをした。(それでもあそこまで滑ったのは概して僕の力量不足)

まるで映画を観に来たときのような気分で楽しんでもらいたかった。

 

ここで後者。

僕は人を「楽しませること」ができる。

楽しませる、というのは僕がネタをすることでその場の空気が軽くなったり、僕のネタをそれこそ映画を観るような気分でワクワクして観てもらえたり。

僕のネタはこっちの方面なんだな。

 

だから僕はお笑い芸人にはなれない。

どちらかというと役者や演劇に近い。

だけれど役者や演劇というとそれはそれですごく難しそうで僕の手には届きそうもない。

 

だからジャンル分けはできないな。

ただこれからは僕は人を笑わせるよりも、楽しませるネタを作ることに意識を全部注いでいこうと思う。

笑いは0かもしれませんが、楽しかったと言える感じのそんなネタを。

 

かつて大学時代の恩師が僕にこう言ってくれた。

「桂木君のネタは、楽しくて飽きないからいつまでも観てられる。お笑い芸人さんの中には何本かネタを観るとお腹いっぱいになる芸人さんが結構いるんだけれど、桂木君のネタにはそれがない。」

すごくうれしかったね。

 

そんな僕のネタを観たい(ききたい)と思った方は、1月24日の日曜日にZOOMオンラインで行われる「生きづらさオンラインフェス」にぜひ参加してみてください^^!

がっつり50分tigubaguによるコントライブが行われます!!

以下イベントの詳細です^^

 

なにとぞよろしく!!