「言葉の意味」を追い求め

こんにちは。tigubaguこと桂木大輝のブログへようこそ。発達障害当事者、ひきこもり経験者の僕が日々感じたことを徒然なるままにつづっていきます。読んでくだされば幸いです。

ネガティブの最高のメリット

おはようございます^^

こんにちは。こんばんは。

tigubaguこと桂木大輝です。

https://twitter.com/tigubagu0123

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 ネガティブの感情とどう向き合っている

皆さんは普段ポジティブな性格ですか?ネガティブな性格ですか?

ポジティブなときもあれば、ネガティブのときもある、みたいな感じですか?

心理学的に言うと人間は基本的にはポジティブよりも圧倒的にネガティブな感情になりやすいみたいです。

それは古来狩猟採集時代にネガティブな感情でいたほうが身の回りの危険を認知しやすかったからだと言われています。

 

とはいえ現代において、狩猟採集に出かけるときなんて(絶対にないとは言いませんが)ありません。

基本的に現代、しかも先進国日本においては命の危険はまずありませんからネガティブの感情はただただ自分を苦しめるだけの感情として扱われがちです。

そういうこともあってかネガティブな感情になるだけで、「ああ、また自分はネガティブな感情になってしまった・・・」とか「ネガティブな自分が嫌だ・・・」と思っている人はたっくさんいます。

 

僕も基本ベースはポジティブで楽観的よりかは、常日頃から頭の中で考えすぎるほど考えてしまうネガティブベースの人間です。

よくないこと、もし○○になってしまったら、俺はもう終わりだ・・・

など暇さえあればネガティブ思考になっちゃいますね。

 

しかしネガティブは果たして本当に忌み嫌うべきものなのでしょうか。

実際はネガティブの感情にはとても大きなメリット(効用)があるのです。

ネガティブの感情のメリット(効用)

今回このブログを書くために以下のスーザン・デイヴィッド著『ハーバード流 こころのマネジメント』を参考、引用しています。

よければ実際に読んでみてください^^

思考や感情に対する見方が変わるかと思います。

 

 

本著にはネガティブには6つの大きな効果があると書かれています。

  • 議論を組み立てるのに役立つ
  • 記憶力が向上する
  • 粘り強くなる
  • 丁重さと礼儀正しさが増す
  • 道徳的意識が高まる
  • 確証バイアスに陥りにくくなる

の6つです。

この中でも個人的に肌感覚としてそうだな!と感じたのは、

「議論を組み立てるのに役立つ」、「丁重さと礼儀正しさが増す」、「確証バイアスに陥りにくくなる」の3つです。

僕の経験に即して掘り下げていきたいと思います。

①議論を組み立てるのに役立つ

具体的かつ的確な情報を入手し、現実の文脈に即した検討をする傾向が高まり、判断ミスや見落としが減る。

いずれも専門的な分野において主張の説得性を高めるため、文章を書く仕事をする人や、講演者にとってはとくに重要な要件である。

 ネガティブとポジティブの感覚的な違いとして「テンションの差」があります。

僕の場合、基本的に常時頭の中に考え事がいっぱいつまっているんですよ。

ポジティブで調子いいときも、頭で考え事はしてます。

しかしポジティブ状態で考え事をすると、テンションが高くふわふわしていてなかなか考えがまとまりません。

ネガティブの頭も体も思考モードに入っているときは、ゆっくり落ち着いて考えを整理しながら組み立てることができます。

実際こういうときは紙に書いてもやるのでさらに組み立てやすくなります。

 

落ち着いて自分の思考をまとめ、議論を組み立てるのはネガティブモードの方が向いていると僕も思います。

②丁重さと礼儀正しさが増す。

気分がさえないときは、慎重で思慮深くなり、社会的模倣(無意識に相手のしぐさや言葉をまねる行動)を行う傾向が高まる。

その結果人間関係が良好的になる。

反対に気分が良いときは、普段より自己主張が強くなる。

自分にばかり意識が向かい、他人の提案や意図を軽視することにつながりやすい。

 調子いいときって、ついつい人に横柄な態度をとってしまうんですよね。

それで相手に嫌な思いをさせた、という経験がまあたくさんあります。

 

この場合もネガティブな感情の落ち着きというのが効いてきますね。

気分がさえないときほど、たしかにゆっくりと冷静にまずは相手の話を聴こうとなれています。

③確証バイアスに陥りにくくなる

ある政治的見解の形成に関する研究によれば、腹を立てている人は自分の意見と対立する記事をより多く読むので、確証バイアス(自分の信念を裏付ける情報を求める傾向)に陥ることが少なかった。

しかも反対意見を検証したうえで自ら考えを改める積極性もみられた。

どうやら、怒りは「反対意見を論破してやろう」という気持ちを生むが、皮肉にも説得されるための扉を開けていることにもなる。

他人の意見を検証しようという意欲は、柔軟性にもつながるようだ。

 疑い深くなる、ということかなと思っています。

「信じる」というのはきこえはいいですが、その実何が行われているかというと信じるという名目のもとになされているのは他者や事象に関しての無関心ゆえの思考停止であることが少なくないです。

それゆえに昨今の多大なメディアが発する情報をうのみせず、疑える力をやしなうというのは、それだけで周りより1歩も2歩も真実に近づけるということになります。

 

 

以上3選でした。

とはいえね、やっぱり僕はこうは書きますがポジティブの楽観的な状態のほうが好きです(笑)

ただネガティブにもいいところはあるんだよ、ということを伝えたかったのです。

 

今日のブログは以上です^^

今日も皆様の一日が良き日となりますように^^

ではまた!^^

 

ps.

以前にもネガティブに関するブログを書きましたのでよければ読んでみてください^^

 

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